不妊治療
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あなたの町のあすなろ鍼灸整骨院です。

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〒989-6102 宮城県大崎市古川江合本町2丁目1-10-1

ハリについて

当院のハリ治療(特徴)

当院のハリ治療には「全身を調整させるハリ」と「局所を治療するハリ」があります。
 
①全身の調整には細く、短いハリを手足にして自律神経の調整を行います(体表内臓反射を使った治療)。
②局所の治療には太く、長いハリをして深部の筋のコリをほぐして痛みをとるという治療をします。

当院では①の治療か、②の治療か、①+②の治療を行っています。
 整形外科のシップや飲み薬をためしたのに接骨院や整体で電気をかけたり、揉んだり、ボキボキしてもらったのに何故良くならないのか?それは痛みの原因が奥の筋肉(インナーマッスル)にあるからです。もし、表面に原因があればマッサージや電気治療、シップなどで良くなっているはずです。マッサージや指圧では届かない奥の方の原因にはハリ治療が優れています。


①全身を調整させるハリ
 まず脈を診たり(脈診)、お腹(腹診)や背中(背腰診)を診て東洋医学的診察を行います。診断に従って手足を中心にお腹、背中、頭など全身のツボに数ミリハリをします。
 不思議なことに手や足に浅く細めの鍼を刺すと即座にお腹の緊張やシコリが取れたり、肩や背中の張りが取れたり、腰痛が改善してきます。
また、この治療により
バランスの崩れた自律神経や血行を整ってきます。治療中・後は全身が軽くなったり、手足がポカポカ温かくなってきたり、お腹がグルグル鳴ったりします。これは自律神経が整った証しです。ハリを続けていると風邪をひかなくなったり、姿勢が良くなったり、冷え症が治ったりします。食欲が出てきたり、気分が前向きになったりもします。


〇鍼刺激が自律神経に及ぼす影響として心拍数の減少をみた研究より
・鍼刺激が心拍数の減少に及ぼす影響は触圧刺激の
2倍
・触圧刺激の圧力を増加させても心拍数は減少しない

ことから指圧やマッサージに比べ鍼治療の方が自律神経の調整能力が高いことが考えられる。
また、指圧やマッサージの強いからといって効果が大きいとは言えないかもしれない。




局所を治療するハリ
 痛みなどの原因になっている凝り固まった筋肉にハリをして凝りを強力に取り除いていきます。当院の局所のハリは他院に比較すると長く、太く、数が多いのが特徴です。
そして、治りは良いはずです。
 
なぜ凝り固まった筋肉にハリをするのか? 私が支持している
“筋中神経血管圧迫説”を述べて“なぜハリをすると痛みがとれるのか”について説明します。
 
 筋肉の中には血管や神経が通っています。血管には血液が通っており栄養や酸素が筋肉に運ばれることで筋肉細胞が生き生きと活動することができますし、神経があることで痛みを感じたり
(知覚神経)、収縮して関節運動を行うことができます(運動神経)
 
 しかし、何らかの原因
(生活の乱れ、過労、冷え、ストレスなど)で血行が落ちたり、筋肉を酷使したりすると血行が悪くなり、栄養と酸素を筋肉に正常に運ぶことができなくなります。すると筋肉が酸欠・栄養不足になり硬くなります。木々だって栄養分や水分があればみずみずしく柔らかですが、枯れれば硬くなりますよね。筋肉が硬くなると、その中を通る神経や血管が圧迫されます。神経が圧迫されると知覚神経の方は感覚を司るので “痛み”を感じ、その信号は脳に伝わります。すると脳(中枢)からは末梢の運動神経に信号が伝えられ、運動神経から筋肉に「収縮せよ」という神経パルスを出します。すると筋肉は収縮して硬くなり、筋肉中の知覚神経が締め付けられてさらに痛みを感じます。その痛み信号は脳に伝わりますから、脳からは運動神経が筋肉を収縮するように信号を出してますます硬くなっていきます。硬くなることで血管も圧迫され、筋肉に酸素や栄養が届かなくなりますのでどんどん硬くなっていきます。
 
 
この負の連鎖によって症状は徐々に重症化・慢性化していきます。しかし、これをほっておくと逆にだんだん痛みを感じなくなっていきます。けっして良くなったのではありません、神経が圧迫されすぎて痛みを感じなくなってしまったのです(麻痺状態)。こうなると、この状態が“普通”と勘違いしてしまう、もしくは気にならなくなって治ってしまったかのように感じます。筋肉のコリは血行不良状態なのですから身体には良いわけがありません。この血行不良状態が長く続くと様々な病気の温床になってしまいます。その負の連鎖を強力に解除するのがハリ治療なのです。 
 
 ハリを筋中に刺すと自律神経の関係から一旦血管は収縮し、その後拡張します。拡張すると血量が増加して、酸素や栄養素が筋中に運ばれ筋肉は緩み、神経の圧迫がなくなるため運動神経からの異常パルスが無くなり筋肉の過剰収縮がなくなります。知覚神経は圧迫が無くなるため痛みを感じなくなります。
 
 また、全身的な作用としてハリを刺すことで
脊髄内や脳内で痛みを抑える機序が働くと考えられています。ハリをすることで局所と全身で痛みを抑える反応が起きるのです。



ハリに対するQ&A

Q1 ハリは痛くないですか?

 一般に鍼灸治療院や鍼灸整骨院では「痛くない、髪の毛と同じ太さの細いハリを使用しています」とうたっていますが、当院のハリ治療は”少し痛みを感じる”かもしれません。それは凝り固まった筋肉にハリをしてコリを柔らかくすることで痛みを生じさせている神経の圧迫を取り除くことを目的としているからです。その凝り固まった筋肉にハリをするとズーンと重苦しい痛みが発生します。
 
ハリ治療とコリの関係はちょうど生のジャガイモに箸を突き刺すのと似ています。生のジャガイモに箸を刺すとグサッという硬い感じの抵抗がありますが、煮えたジャガイモだとスッと抵抗もなく刺さりますよね。コリの状態が酷ければ酷いほどハリを刺した時の抵抗感が強いしズーンとした痛みも強いのです。ハリを刺して20~30分くらいそのままにしておくと筋肉が緩んできます。20~30分後にハリを抜きますが筋肉が緩んでいるとハリは何の抵抗もなくスッと抜けます。緩みが足りないとハリを抜くときに引っかかるような抵抗があります。煮えたジャガイモには箸は抵抗なく刺さりますが、半煮えだとやや抵抗がありますよね。ちなみに
コリの無い正常な筋肉にはハリは抵抗なく刺さりますし、痛くもありません
 
ハリ治療を初めて経験した方はこのズーンとした感覚をとくに痛がる傾向がありますが慣れてくると
「痒い所に手が届く」が如く快感に変わっていくようです。しかし、無理に我慢は禁物です。あまり痛みを我慢すると具合が悪くなる方もいらっしゃいますので治療中は遠慮無く「痛いとき」は「痛い」とおっしゃって下さい。痛いのに無理に刺したりは致しません。
 

Q2 えーっ、痛い鍼は嫌なんですけど・・・
当院では①の全身に作用する鍼も行っています。これは肘より先、膝より先に極細の鍼を数㎜刺すものです。細い鍼で浅く刺しますので痛くありません。
初めての方はこれだけで様子をみることもあります。
また、当院ではシリコンオイルを塗布し滑りを良くした比較的痛くないハリを用いています。


〇「浅く刺すか?少なく刺すか?」

やはり目的の位置まで鍼を入れないと効きません。1本でも良いから痛みの原因の場所に鍼を入れた(当てた)方が良いようです。しかしながら、ここでいっている「目的の場所」とは必ずしも深いところとは限りません。浅いところにある場合もありますし、骨や靭帯上にあることもあります。そのために長い鍼や短い鍼、またはお灸などを使い分けています。
筋肉が凝り固まっている場合は太く、ある程度数が多いほど効くような気がします。ただ、やみくもに数を増やしてもダメなようです。悪い場所にピンポイントに当たらなければ効きません。逆に、当たれば1本でも効くようです。
関節や骨場などごく浅いところならばお灸も良いです。

上肢なら肘より先、下肢なら膝より先に細い鍼を浅く刺すこともあります。これは自律神経反射を利用した治療(全体治療)で、逆に筋肉に深く刺しすぎると効きません。筋肉の表面の膜に当てる程度に刺します。

文化的な背景からか関西方面とは異なり関東以北は鍼に慣れていない方が多いようです。
当院で治療をされる方も鍼治療は初心者という方が多いです。
まずは鍼に慣れることから始めるのが良いと考えていますので、浅く刺す治療を中心にすることもあります(これなら痛くありません!)

*ハリはすべて使い捨て(ディスポ)で、1回きりの使用になります。使用後は医療廃棄物として処理しております。
鍼灸治療を行っているところでは使い捨ての鍼ではない高価な鍼を使っているところがあります。当然ながら、滅菌器(オートクレーブ)が置いてあります。


Q2なぜ長めのハリ(長鍼)をつかうのですか?

 ハリが短いと悪いところに届かないこともあるからです。しぶとい痛みはインナーマッスルという内側の筋肉に原因があり、長いハリを使わないと届かないのです。

以前は細く、短いハリを手足にごく浅くしてほとんど局所にハリをしない治療を行っていました。鍼灸師は“局所に刺さず、ハリ数は少なく、浅く刺して治す”というのが「カッコいい、クールだ」という考えがあってそんな魔法のような治療法に私も憧れていました。職場の環境が恵まれていたのでとことん打ち込んでいたこともありましたが、効く人もいるし効かない人もいるなど効果にムラがあったり、治療後は良いがすぐに症状が戻ったりしました。
“何かがあって痛くなり、何かがあるから良くなるのだ”でもそれは何だろうと考えるようになりました。そうしているうちに私の交通事故による腰部椎間板ヘルニアのオペ後に出会った”ある鍼灸師の先生”のことを思い出しました。 
 
ヘルニアのオペ後はある程度日常生活は送ることが出来たのですが、何度もギックリ腰を繰り返しました。「手術したのに何で痛いのだろうか」「手術は失敗したんじゃないのか」と考えていました。その時です、母親に上杉の先生に診てもらいなさいと言われたのは。
 
それは仙台市の上杉で開業していた鍼灸の先生のことでした。その先生の治療院は隣県など遠くからも患者さんがやってくる”ギックリ腰も一発で治す”と評判の先生でした。白衣をバサッと着て一見するとヤ〇ザ屋さん?という感じの先生でしたが、腰と下肢が痛いと説明すると
15センチくらい?のハリを腰とお尻と下肢にしました。あまりの痛みに冷や汗がダラダラでました。そのあと、これまた熱いお灸を腰とお尻と下肢にしました。とにかくその痛みと熱さにビックリしました。今までハリ治療を受けたことはありましたが、それまで受けていたハリはほとんど痛くなかったからです。浅刺しのハリのことを話すと「あんなちょこちょこ刺す鍼なんか効かない」「2週間後に治るから」と言って治療室を出ていきました。その後腰と下肢の痛みはなくなり2週間後にはすっかり良くなっていました。しかし、そのころは”治ったけれどあんな怖くて痛いハリは二度としたくない、もっと良い治療法があるはずだと考えていました。
当時、大学卒業後でアルバイト生活をしており、翌年には鍼灸専門学校の入学を考えていましたので図書館で東洋医学の本を読んでいたころでした。陰陽説、五行説の神秘に興味がありましたが、反面そんな占いのようなもので人が治るのかと疑いもありましたが。
 
今思い起こすとその先生は
インナーマッスル治療をしていたんだと思います。色々調べてみますと「頑固な痛みの原因は深部の筋肉(インナーマッスル)でそこにはマッサージや指圧や浅いハリでは届かない」ということが分りました。
マッサージや浅いハリでは表面の筋肉は緩むがガチガチの筋肉や深部の筋肉のコリはとることができず、効果が弱いまたはその場では良いがすぐに戻ってしまうようです。

治療はイタリアンのパスタのように芯(深部の筋の凝り)が残ったアルデンテでは駄目で、芯も柔らかいナポリタンのパスタにしなければいけません(ナポリタンはアルデンテにしないので・・・)。つまり、悪い筋肉をすっかり弛めなければならないということです。
 
昔の有名な鍼灸師(柳谷素霊や澤田健など)は実は「
長鍼の使い手」だったようです。

長鍼治療は今まで以上に高く安定した効果がありました。今では部位によって短鍼と長鍼を使いそれに全身調整治療や電気針を使い分けて治療に幅が出てきました。

追伸
しかしその後、「先生~、ハリが痛いし、怖いよ~」という患者さんの声がしばしば?寄せられました。うちの鍼は刺激が強いのである種痛みに強い方、鍼の経験が長い方などには受け入れられますが、鍼のビギナーにはハードルが高いようです。鍼灸の普及を目指すものとしては「これでは普及しないな」と考えるようになりました。
症状その他にもよりますが、以下の方式で行います。

鍼ビギナーさん
①のみ または ①+細めの鍼で少し②

少し慣れている方
①+普通の鍼で普通に② または普通の鍼で普通に②のみ

慣れている方エキスパートクラスの方
①+がっつり② またはがっつり②のみ



日々勉強なので、今後治療の変化はあり得ることだと思いますが、患者さんの症状回復のために常に全力を尽くすのは変わりありません。

Q3 何故太めのハリなのですか?

 深部まで正確にまっすぐ届かせるには太くないと曲がってしまい危険だからです。細いハリだと筋肉のコリが強すぎると刺さりませんし、中で曲がってしまい思いがけない方向に行って臓器を傷つけることがあります。
 また、以前は髪の毛のような?極細のハリを使って治療していましたが、逆に
太めのハリの方が身体の反応が良い(治りが良い)ことも分かりました。しかし、太いハリを刺すと細いハリより痛みが出やすいので場所や体格、経験者か未経験者かなどによって使い分けています。 

韓国ドラマを見ると物凄い太さの鍼を刺しているシーンをみます。しかもあんなに太い鍼をしなるように刺しています、ちょっとびっくりするほど乱暴に見えます。たぶんあれは痛いと思います。
韓国や中国は捻針法といって鍼を「えいやっ」と直接刺します。日本では管鍼法といって管(くだ)を使って刺します。私はほとんど管鍼法なのですが、捻針法もやります。捻針法の方が痛くないそうです(患者談)
*ちなみに当院はドラマのような太い鍼は使いません。

ハリの長さや太さを使い分けるのは例えるならばゴルフのクラブを使い分けるようなものです。
コースや場所によってドライバーやアイアン、パターなど使い分けますよね。当院もハリの太さは1~10番、長さは1寸(3cm)~3寸(9cm)まで様々なものがそろっています。1寸の鍼は全身調整で用いるので数mmしか鍼を刺しません。

身体の場所によって症状によって使い分けています。

ハリを使い分けるのは食事にハシやナイフ、フォークを使うようなものです。様々な工具を使い分けるようなものです。

漫画の”プロゴルファー〇る”のようにドライバーだけでは駄目なのです。
              


Q4 深く刺して危険はないのですか?

 深く刺すと危険な個所というものはあります。
背中や胸、首などがそうです。首には延髄、脊髄、くも膜があり、背中には肺、胸には心臓があります。このあたりは致命傷になりますので特に気をつけて施術致します。最近の日本ではあまり聞きませんが、昔は死亡例もありました。中国の鍼事故の報告の書物を見ると明らかに無謀な治療をしているときに発生している感じがします。

ハリの安全深度、角度を専門に研究している方がいまして、その本には「ここのツボにはこれ以上深く刺すと危険だよ」と書いてあります。鍼灸学校でもそのことはしっかり授業で教えることになっていて、一応国家資格のある鍼灸師は危険な場所は分かっていることになっています。
しかしながら、専門学校の授業ではそこまで技術を教えないし(教えられないし?)、臨床の場でも怖がって細く、短い、そして世のニーズなのか痛くないハリをするようになったのではないでしょうか。

でも、そのような治療だけでは治らないことが多いように思います(経験談)。
 

なので長鍼治療は解剖学的に各種臓器の位置を十分把握し、安全な角度と深さが分っていないとできませんのでどこの治療院でもやっているわけではありません。


あすなろ鍼灸整骨院あすなろ鍼灸整骨院

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